「エックス線」や「ガンマ線」のような放射線は、医療等に利用されますが、
周波数が3千兆ヘルツ以上と高く非常に大きなエネルギーを持っていることから、
大量に浴びた場合、遺伝子を傷つける可能性があります。
電波の一種の「マイクロ波」は、携帯電話・レーダ等に利用されます。
また、出力の大きな「マイクロ波」は物を温める性質を利用して、電子レンジ(24億5千万ヘルツ)に使われています。
これらの電磁波に比べて、送電線などの電力設備等から発生する「電磁界」は、
周波数が50ヘルツ(Hz)と極めて低くエネルギーも非常に小さいため、
遺伝子を傷つけたり、物を温めたりする作用はありません。
また、電磁波のように電界や磁界が互いに作用しながら
遠くまで伝わるといった性質はなく、発生源から離れると急激に小さくなります。 |